2012年8月2日木曜日

EMobileのSIMが使える海外端末

さて、結論から申しますと、

イー・モバイルの端末でないと、使えない可能性が高い。
追記:国内端末は別です。
F-12Cは使えます(自分で使ってます)。またその他1700MHz対応端末はSIMサイズが違いますが、カットすれば多分使えます。

と、言うわけでこの結論に至るまでの経緯。

相変わらずS31HWを使ってるんですが、CPUスペックはともかくとして画面が小さい。QVGAって一体いつの携帯だよ…って感じなので、なんとか他機種に乗換えができないか検討したわけです。

そこで候補に上がるのは海外の白ロム端末。普通にイーモバイルで機種変するにはまだ2年縛りが残ってるので、違約金払ってまで変えたくは無い、かつ、できるだけ安く済ませたい。

んで、ちゃんとイー・モバイルSIMが使えるのかどうかを調べました。
最初はW-CDMAに対応してれば良いんじゃないかと思ってたんですが、Wikipediaによると、W-CDMAの中には色々周波数があって、それに端末が対応している必要があります。
イー・モバイルの周波数は、バンドIX、1700MHzです。ドコモやソフトバンクはバンドI、2100MHzで、メジャーな周波数なので、ほぼすべての端末が対応しています。しかし、バンドIXはマイナーで、ほとんど対応端末はありません。とりあえずググってもうまくいかないので、1700MHzに対応している端末を手作業で探したところ、以下の4機種を発見。

Motorola Milestone(XT720)
T-Mobile(LG) myTuoch Q(U8730)
Huawei U8860 Honor(U8860)
Google Nexus S(I9023)
Google Galaxy Nexus by Samsung(GT-I9250)

5機種いますが、Nexusについては液晶が違うだけのようです。
しかし、あまりお安くありません。XT720はCPU性能がS31HWと同等程度で、2万弱。信頼の爆破性能を誇るNexusで、最低36,000円。うーん…

ここまで調べたんですが、"イー・モバイルが使う"1.7GHz帯の記事をよく読むと、実はコイツらはイー・モバイルSIMには対応していない可能性が高いことが分かります。記事によると、
国際的な表記では1800MHz帯と呼ばれる。
と書かれています。つまり、対応周波数の1700MHzというのは、バンドXであって、イー・モバイルのバンドIXでは無いんです。
なので、イー・モバイルの端末でないと、使えない可能性が高い。

が、W-CDMAの記事では、
バンドIX (1700) はバンドIII (1800) に、バンドXIX (800) およびバンドVI (800) はバンドV (850) に帯域としては内包されるが別バンドとして扱われており呼称も異なる。
 と書かれているので、バンドIII対応端末なら使えるのかも?間隔と帯域幅違うけど。ちょっとググったところ、バンドIII対応端末は以下の機種がある。

GALAXY Tab 8.9 LTE/SHV-E140K*(KT版) 
GALAXY S II HD/SHV-E120K*(KT版) 
GALAXY Note/SHV-E160K*(KT版) 

実証例は無いようですが。

と、言うことで"EMobileのSIMが使える海外端末"の話はここまで。以下、さてこれからどうするかと言う話。


やはり、イー・モバイルを使い続けるのは不便。縛り終わったら解約しようかなー。
次の候補としてはIIJmio
なんとLTEが月2,940円で使えちゃう。ただし1GBまで。
そして回線自体はドコモ。イー・モバイルの残念な電波強度からおさらばできる!
と、思ったんですが、実はドコモもバンドIXを使ってます。元々バンドIだったようですが、後から追加したようです。しかし調べても、NTTドコモ(FOMA 関東・東海・近畿地域)としか書いておらず、一体どのあたりがバンドIXエリアなのか分からない。場所によっては、電波が拾えない可能性があります。

んー、よくわかりませんねぇ。

ちなみに。
激安SIMとしては日本通信のイオンSIMが有名ですが、同じ低速縛りであればIIJmioでもミニマムスタート128プランというものがあります。比較動画がYoutubeにありますが、IIJmioの方が圧倒的にレスポンスが良いです。と、言うことで、激安SIMをお求めならIIJmioがお勧めです。

0 件のコメント:

コメントを投稿